【Azure】App Service プランについてのざっくりとした理解
App Service プランとは
ざっくりとした理解
- マシンスペックを定義するもの
- サーバーファームみたいなもの
- アプリケーションを入れる箱
App Service プランを作成するのは、仮想サーバを1台作る(借りる)イメージ。
作成時には、サーバのスペック(CPUやメモリ)とインスタンス数を決める。
このサーバ上で、App ServiceやAzure Functionを動かすことができる。
App Service プランで実行できるもの
- App Service
- Web Apps
- API
- Mobile
- Azure Functions
同じApp Service プランに紐づくApp ServiceやFunctionのスペックやインスタンス数は同じ
スペックやインスタンス数は、あくまでもApp Service プランに対して設定する。 同じApp Service プランに登録されたApp ServiceやFunctionは、同じスペック、同じインスタンス数となる。
スケールアップ
- 1台のサーバのスペックを上げること。具体的にはCPUのコア数やメモリ
- 必要な時に一時的に変更することはできない
スケールアウト
リージョン
App Service プランのリージョンとそこで実行されるアプリのリージョンは、同一である必要がある
App Service プランの価格に影響するもの
- OS(Windows, Linux)
- リージョン
- VMインスタンス数
- VMインスタンスのサイズ
- 価格レベル(Free、Shared、Basic、Standard、Premium、PremiumV2、PremiumV3、Isolated、IsolatedV2)
CPUの利用状況では価格は変動しない。
App Service プランの価格プラン
- Free、Sharedプランは複数ユーザーで仮想マシンを共有する。そのため、CPUやストレージのスケールアウトはできない
- 最大インスタンス数
- Basic: 3
- Standard: 10
- Premium: 30
- ディスク領域
- Basic: 10GB
- Standard: 50GB
- Premium: 250GB